貧しい幼少時代を過ごした林芙美子。その暮らしぶりを書いた『放浪記』が大ヒット!一躍小説家の仲間入り。しかしその後、筆に詰まったところに、国が差し伸べてくれた戦争と言う名の『物語』。ペン部隊の一員として中国へ従軍し、そこで書いた彼女の記事は日本中を沸かせ、一躍、時代の寵児となった。 しかし、昭和18年、南方戦線から帰った芙美子は……一切口を閉ざした。 彼女は一体、何を見てきたのか………。
林 芙美子 ・・・・・・ 山畑 恭子 林 キク ・・・・・・・ 名倉 ゆみこ 島崎 こま子 ・・・・・ 山縣 よう子 加賀 四郎 ・・・・・・ 井木 順二 土沢 時男 ・・・・・・ 尾川 止則 三木 孝 ・・・・・・・ 柳鶴 英雄